ワインアドヴォケイト誌のヴィンテージチャートにて97点を獲得した
2014年は2010年代では最高の当たり年として知られます。

入荷は4本限りです。

フランス　ブルゴーニュ地方　コート・ド・ボーヌ地区　特級(グランクリュ)
●コルトン・シャルルマーニュ2014年

この地区はコルトン・シャルルマーニュとモンラシェ系が双璧といわれる
世界最高の辛口白ワインの大銘醸地。

ブルゴーニュを代表する造り手になるためには、コルトンシャルルマーニュか
モンラッシェを持つ必要があり、コシュデュリ、コントラフォン、ルフレーヴ、
ラモネが絶賛されるのは、これらの畑を所有しているのも理由の1つ。

歴史上の人物にもワイン好きは多く、様々なエピソードを残していますが、
８世紀末頃(日本だと平安京が始まった頃)からフランク国王として
西ヨーロッパに君臨したカール大帝(シャルルマーニュ大帝)もその1人。

カール大帝のフランク王国は、現在のフランス、ベネルクス3国、
スイス、オーストリア、スロヴェニアの全土、バチカン市国、ドイツ、
スペイン、イタリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、クロアチアの
それぞれの一部にまで及んでいました。

彼は多くの勅令によって、官職者たちにぶどう栽培を指示しました。
また征服地に教会や修道院を次々と建設させたことから、
日々行われるミサ用のワインや、教会や修道院を訪れる人々に
ふるまうためのワインが必要となりました。

同時期に修道院は、土地の有力者の寄進などによって葡萄畑を所有し始め、
貴族のほか、聖職者たちもステータスのため畑を所有しました。

このように大帝はローマ帝国の滅亡で衰退したワイン造りの再建に尽力しましたが、
ある日、名産地であるコルトンで赤ワインを飲んだとき、自慢のひげが
ワインで赤くなったのを臣下にからかわれ、以後この地で赤ワインを
作ってはならぬと命じたそうです。

「コルトン・シャルルマーニュ」が白なのは、
この一件が由来ともいわれており、面白い話ですよね。

完熟オレンジを想わせる果実香、樽熟成によりバターやハチミツ、
ヘーゼルナッツなどの雰囲気も加わった名品。

収穫は手摘みで、葡萄は2回に分けて選別されます。

豚や鶏ベースの火を通した料理、クリームもレモンも両方用いた魚料理、
おつまみなら、クリーミーなチーズやヘーゼルナッツも好適でしょう。

飲用時の適温は料理にもよりますが、10〜15℃ぐらいです。
このような芳醇タイプの白ワインは冷えすぎると
せっかくの風味が抑えられすぎるためご注意下さい）

白ワイン　品種シャルドネ100％　コクのある辛口　
750mL　定温輸入、定温保管


〜ジョセフ・ドルーアン〜
ミシュラン３つ星レストランをはじめ、世界で愛されるブルゴーニュの誇り。

1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立され、
130年以上、家族経営で創業当時から受け継がれる
テロワールへを守りつづけます。

オークションでも有名な慈善病院オスピス・ド・ボーヌに
自社のぶどう畑を寄贈していることでも知られ、
世界の一流レストランや愛好家から絶賛されています。

「良い状態の葡萄だけ」をドメーヌから買い付けが可能で、
良質なワインを提供することができます。
ドルーアンの上級クラスは熟成するほど凝縮度が高くエレガント。