やっと飲み頃になってきた2017年産！
長期熟成が必要なワインです。


ニュージーランド・セントラル・オタゴ地区

同国ではマールボロー地区のピノ・ノワールが
最も量産に向いていますが、最高峰のピノ産地は
セントラル・オタゴで間違いないと個人的には感じています。

現在はマールボロに住むアラン・スコットの故郷である
セントラル・オタゴの畑で獲れた葡萄だけが使用され
スコットベースと名付けられた本作品。

若い時は同国特有の焦げた香りを帯びた「NZにありがちなピノ」ですが、
４〜５年の歳月を経過すると。。。よりブルゴーニュの高級品に通じる
赤いドレスの似合う大人の女性に変貌します。

抜栓当日は本当の姿ではありません。
2〜3日かけて飲んでみると熟した木苺、プラム、
チェリー、ドライハーブの風味、スパイスなど
多層的でしっとりした気品を帯びてきます。

適切な環境下でしたら2030年まではキープできるでしょう。

品種：ピノノワール　赤ワイン　辛口　スクリューキャップ　750mL

Allan Scott Scott Base Central Otago Pinot Noir Vintage 2017


〜アラン・スコット〜
創業者の名を冠した、家族経営のワイナリー。
1970年代、NZにおいてワイン産業の定着を目指し
苗木がマールボロに植えられました。
その時、栽培チームの一員だったのがスコット氏。
1990年より自身の名でワインをリリースし、
高品質なのに価格が控えめで人気があります。