ポマールは、中央にデューヌ川がつくりだした谷があり、
谷を境として南北それぞれに丘陵が広がる地形です。

南北の丘陵は土壌の面でも違いがあり、南側区画のレ・リュジアン、
レ・シャンラン、レ・プチュール、レ・ジャロリエール、レ・フルミエなど、ヴォルネイに接する地域は赤みを帯び、鉄とミネラル分が豊富。
小石や粘土が多い泥炭土や褐色石灰岩の土地です。
男性的な香りの強いタニックなものが多い傾向があります。

ボーヌ村に近い北側のゼプノ、ペズロルなどは、粘土、石灰、
酸化鉄の混じる泥炭土や褐色石灰岩です。
しなやかさなワインが多い傾向にあります。

ボーヌの中では長熟に耐える豊富なタンニンを持ったワインといわれ
初期は普通の赤果実ピノのアロマですが、熟成すると
若いときに感じとれなかった複雑な表情を見せます。

1990年は当たり年。
液面が高いことは勿論、色調の濁りも無く状態は良好。

生産者のレジブリヤールは検索しても見つからないため
現存していない希少なポマールといえるでしょう。

ブルゴーニュの古酒は状態が大事で、このワインは年数を考慮すると
想像以上に色も快活で艶がありレンガ〜ルビーの中間。

入荷できたのは５本のみ。
再入荷の可能性は極めて低いと思われます。

赤ワイン　品種：ピノノワール100%　容量750ml　
航空便輸入、定温保管　

〜古酒について必ずご理解ください〜
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