偉大な生産者の長期熟成古酒。

画像の通り、1937年から1998年まで品揃えしていますが、
特に1947〜1982年を推薦します。

このエリアでは最良の赤ワインの一つで構成がしっかりしており、
長期熟成後はシルクのような柔らかさが魅力です。

大変人気があるため近年は極めて高騰しており、
店長吉田がボルゴーニョを訪問した時も
2001年より古いヴィンテージは５万円以上の価格で販売されていました。


イタリア　ピエモンテ州　
●航空便輸入！バローロ(上級リゼルヴァ)ジャコモ・ボルゴーニョヴェンデミーア1967

ワインの王といわれるバローロDOCGの中でも、最古の歴史を誇る伝統のワイナリー。
近年は早飲みスタイルで短命なBaroloも多い中、現在でもストイックに
「時間でしか創ることが出来ない長命で伝統的なバローロ」を追求します。

1937，1961，1967，1982，1990，2003を開け垂直ワイン会を行いました。

屈指の当たり年でパーカー90点を獲得した1967年。

グラスに注ぐと熟成を示す淡いサーモンピンク〜レンガの中間色を呈しています。
ヴィンテージワイン愛好家なら期待する「濁りの無い透明感のある美しい液体」です。

飲み心地は良い意味でスムーズ。温度が上がるにつれて
隠れていたイチジクやサクランボのような可愛いアロマが上がってきます。

ネッビオーロは熟成するとピノ・ノワールのような
エレガントなチェリー香を纏うことがありますが、ヴェンデミーア1967は
本来のネッビオーロの世界観を体現している一本ではないでしょうか。

また、1967年はフランスが不昨年ですので、
当たり年のジャコモ・ボルゴーニョは貴重です。しかも長期熟成に向くリゼルヴァ！

経年の割にいずれも液面が高めで保存状態が良い個体だけを入荷しました。
入荷量は僅かです。

※現存数が減っているため、仕入れ価格が高騰しております。
数年後には同価格で出逢える事は無いでしょう。


定温輸入品（リーファーコンテナ）定温保管
赤ワイン　品種：ネッビオーロ　750ml　飲み頃温度 16〜18℃

〜ヴィンテージワインについてご理解ください〜
https://www.yoshidawines.com/page/10


〜ご注意ください〜
ネットで流通しているボルゴーニョの大半は
船便で一ヶ月揺られて輸入される個体です。
手前味噌で恐縮ですが、保存状態には差が付きます。

当店ではイタリアから１日で到着する航空便を使用し、
大切なワインが揺られる日数を大幅に短縮しています。

屈指の名生産者から当たり年のお宝を紹介します。
航空便にて中間業者を省き直輸入することで価格も抑えました。

が、人気生産者ゆえ価格は高騰しています。
期間限定特価は予告なく終了しますのでご了承ください。


〜ボルゴーニョ社〜
1761年、バルトロメオ ボルゴーニョがワイナリーを創業、
ピエモンテで最も古い由緒あるバローロの生産者です。
日本では平賀源内、杉田玄白、伊能忠敬らが活躍した時代です。

元々、自家用と友人用に造っていましたが、1848年にチェーザレ ボルゴーニョが販売を始めました。

1861年、当時の国王ヴィットリオ エマヌエーレ2世と統一運動を進めた
ジュゼッペ ガリバルディを介したイタリア統一祝賀会で
ボルゴーニョのバローロ1820年が祝杯として重宝され存在感を高めます。

バローロ地区全体の中で最も古酒コレクション＝遺産を所有し、
1920年からは良いヴェンデミーアは、地下セラーで20年以上を経過後に
販売する方針を決めました。

1968年、チェ―ザレ ボルゴーニョが亡くなり、子供がおらず姪夫婦に引き継がれました。
夫婦の子供はワイン関係以外の仕事に就いたため、後継者が不在となり
2008年には、あのイータリー(東京にも支店あり)の創始者ファリネッティ家が購入しました。

上級品のリゼルヴァは淡いルビー色で、若いうちは非常に強いタンニンがあり、
バランスが取れるようになるのは20年以上の長熟が必要です。

長期熟成の赤ワインとして名高くタンク2年、大樽3年半の熟成後、
ボトルで長い眠りにつきます。


※ジャコモ・ボルゴーニョでは上級品の「バローロ・リゼルヴァ」と定番の「バローロ」を比較すると
樽熟期間、畑、葡萄の選別、タンニン(ポリフェノール)の残し方など、熟成能力に大きな違いがあります。
（他社も同様ですが、特に違いを感じます）

身体に良いといわれるポリフェノールは葡萄が自ら作り出す天然素材の酸化防止剤。。。

伝統的なバローロは渋みが強いため、若いうちは通常ランクが飲みやすいのですが
歳を重ねた時のアンチエイジングのポテンシャルに差が出ます。

ボルゴーニョの上級品リゼルヴァにはカンヌビを含め最良区画の葡萄が中心に使われます。

同地区の中で最もエレガントで長期熟成能力の高い「カンヌビ」は1100万年前に
ポー川の平野を覆っていた海からの堆積物によって形成されたもので、
名は1700年代の歴史的文献にも記されます。石灰質土壌ゆえ栽培に適した場所なのです。

所有する1.3haの畑は標高290〜320m、南向きの斜面。