ロスカーネロス シャルドネ ミ・スエーニョ 2013年

もう最高に美味しい！香りもエレガント。。。
ワイン好きなら一度は飲むべきでしょう。

カリフォルニア　ナパヴァレー
●ロスカーネロス シャルドネ ミ・スエーニョ2013年

最高級の白ワインを生み出すエリアから珠玉の逸品を紹介します。

現地では会員しか購入することができない白ワインであり、
ホワイトハウスでも用いられたレベルの美味です！
私もワイナリー訪問で感激しました。

樽由来の焼き栗、ヴァニラ、アーモンドなどの香りと芳醇な味わいが
口いっぱいに優しく広がり、厚みだけでなく酸と穏やかさのバランスが良い。

参加者全員が美味しいという素晴らしい反応でした。

1976年伝説のパリ・ティスティングにて「ムートン」「オーブリオン」など列強を破り、
1位に選ばれた「スタッグス・リープ」にて研鑽を積んだロランド・ヘレッラが創設。

彼は同社にて7年間の醸造責任者を務め「ヴァイン・クリフ」でワインメーカー。その後「ポール・ホッブス」にてコンサルティング・ディレクターも任され1997年に自身のワイナリー「ミ・スエーニョ」を興す。

小さなガレージで造るワインは生産量が少ないため、
ワイン専門誌の取材も頑なに拒んでいたロランド。。。

しかし、良いワインを周囲が見逃すはずも無く、ナパ・ヴァレーだけで
300以上あるという数多のワイナリーから、ホワイトハウスで採用され、
瞬く間に入手困難となりました。
現在ではリリース前に完売するという実力派です。

私が現地訪問の際に驚いたのは、話題の生産者であるにも関わらず、
ロランドはCEOとか社長というより、部下のトム達と一緒に「現場」で
ワイン造りに賭けていること。

多くのアメリカ人が失ってしまったハングリー精神を
メキシコ人の彼が持っている。
（ミ・スエーニョはスペイン語。訳すと「私の夢」）

商業的ではなく情熱的だし、握手をした時の手はゴツゴツして
葡萄の色素も沈着していた。（手入れに熱心な証拠）

専門誌がポイントを付けたら、相当な高得点を獲得できるはずなのに、
ファンの方向を真っ直ぐに向いている。

今後、ワイン王国やワイナートなど国内の専門誌に載ることも
無いと思いますが、ここまで引き込まれるワインは多くありません。

赤、白ともに今から20年以上、熟成する潜在力があると思い、
実力優先で買い付けました。彼の夢を共有してみませんか？

他にロシアンリヴァー、プガッシュ・ヴィンヤードの白もあり、
ホワイトハウスの夕食会で使用されたのはカーネロス。
（高級シャルドネの産地。カリフォルニアのグランクリュ!?）

他のシャルドネより４〜５ヶ月長く樽で熟成させ、一層の深みを引き出し、
村名ムルソーは軽く凌駕してしまう品格を有します。

白ワイン　品種：シャルドネ100％　ふくよかな辛口　750ml
アルコール度数：約14％ 樽：フレンチオーク