ヴーヴレー1970,1971、1973、1975、1976、1977、1978、1979年(白ワイン・極甘口)

フランス　ロワール地方　ヴーヴレィ

最近、古酒でありながら不自然に若い味わいのヴーヴレイが
増えてきたので今後の仕入れを中止します。

2010年以降、各メーカーのヴーヴレイの色が、
明らかに薄く平坦な味わいになってきました。。。
熟成香も圧倒的に不足している。（ラベルもコルクもピカピカ★）

以前は色調も黄金色で、ヴィンテージワイン特有のトロッとした旨味があったんです。
「熟成した貴腐ワイン」なら当然です。

若いワインを足せば、価格を下げられて、味わいも若返って
一石二鳥とでも思ってるのでしょうか。

1950年代〜1960年代にも見られます。


愛好家は例えピークを過ぎていても、本来の「時を経過した味」で出荷してほしいんですよ。
できれば、液漏れのリスクを背負ってもリコンディションせずに。

いつから変わってしまったのでしょう？

知識や経験がないワイン屋でも取り扱える、ワインを普段飲まない方にも
飲めるようにして拡販したいのでしょうけど、これを古酒といわれても。。。

ワイン会でも話題になりますが、良識あるソムリエやワイン屋は悲しんでいますよ。


方針が変わったら、取り扱いを復活させますが
その日は来るのでしょうか。


品種：シュナンブラン　白ワイン　甘口　750mL