1977年リッジ・ヴィンヤーズ ヨーククリーク
1977年リッジ・ヴィンヤーズ ヨーククリーク
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商品詳細
最近はお客様の知識が増えたので、以前のような
欧州ワイン至上主義者は見かけませんが、高級ワイン=ヨーロッパと思い込んでる方は、
ページ下部のパリ対決をご覧ください。
カリフォルニア州 ヨーククリーク
●リッジ・ヴィンヤーズ 1977年
米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬が取得した。
名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、
世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴びている。
伝統的な手法を重視し栽培、醸造の両面において自然なプロセスを導く造り。
天才醸造家ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたりバランスに優れ、
長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきた。
CEO兼最高醸造責任者であったドレーパー氏は
英国の権威あるワイン専門誌『Decanter』が2015年7月号で発表した調査記事の中で、
「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」のトップ5に選ばれた。
世界中にいるトップクラスの醸造家133名に対し、様々な質問を投げかけて集計したもの。
質問のひとつが最も尊敬する生産者が誰かを問うもので
トップ5の醸造家に、ロマネコンティの当主オベール・ド・ヴィレーヌ、
ジョルジュ・ルーミエの当主クリストフ・ルーミエと並び氏も含まれる。
「ポールは長年にわたって、単一畑へのこだわり、持続可能な葡萄栽培、厳選された『自然な』醸造法、ワインの多様なスタイルの重要性を、皆に示す役割を果たしてきた。その人間性もまた偉大である」 ピーター・ゲイゴ(ペンフォールズ)
「ポールは第一に、卓越性の追求とそのビジョンに関して、見事なまでに揺るぎない人物である。第二に彼は、保守的だったり伝統に凝り固まったりしているわけではなく、フランスびいきでもない。反対に、ポールは極度に探究心旺盛であり、経済的リスクを背負ってまで実験をし、偉大なヨーロッパの古典を愛する男である。私にとって、ポールがモンテベロで行う仕事は、カリフォルニアで最も優れた成功と継続の一例である」トニー・ソーター(ソーター)
リッジは、単一畑が持つ「土地らしさ」の表現にも、
創立以来一貫してこだわり続け、ほとんどに単一畑名が冠されており
カベルネ本家のボルドーを凌ぐ評価を得ています。
赤ワイン 750ml 品種カベルネ・ソーヴィニヨン主体
定温輸入、定温保管
赤ワイン 品種カベルネソーヴィニョン100% 容量:750ml
液面:イントゥーネック
カリフォルニアとボルドーの対決について
〜パリ対決(パリスの審判)〜
1976年パリでワインショップを営んでいたステファン・スパリエ
(アカデミー・デュ・ヴァン創始者)はナパヴァレーを旅し、
いずれも高品質であることから、カリフォルニアワインを理解してもらおうと
銘柄名を隠して試飲会を企画しました。
カリフォルニアからCabernet Sauvignon6種とChardonnay6種、
ボルドーから赤ワイン4種、ブルゴーニュから白ワイン4種を選び
フランスの9人の審査員(ワインのプロばかり。評論家、ソムリエ、
三つ星レストランなど)が選び得点を与えたところ
1位は赤スタッグス・リープ、白はシャトーモンテレーナと
いずれもカリフォルニアの名門でした。
フランス人審判たちは、1位が米国産とは思っておらず
まだ若かったからカリフォルニアが飲みやすかったと理由を付け、
1986年にスパリエは2度めの品評会を催します。
リターンマッチ”と称された第二回パリ・テイスティングは前回同様、
審査員はフランス人ばかり。
ところが1986年リターンマッチの結果は(赤ワイン)
一位:クロ・デュ・ヴァル1972(米)
二位:リッジ・モンテベッロ1971(米)
三位:シャトー・モンローズ1970(仏)
四位:レオヴィル・ラスカーズ1971(仏)
五位:ムートン・ロ-トシルト1970(仏)
ボルドー産は熟成にこそ真価があると意気込んでいたフランス陣営でしたが、
さすがに自尊心の強いフランス人も返す言葉がありません。
2006年には欧米の評論家を集め、3度目の対決が行われます。
今度はワイン評論家が中心でした。
結果は1〜5位までをアメリカが独占。。。最後は有無をも言わせぬ完勝でした。
〜2006年の結果〜
一位 : リッジ・モンテベッロ1971
二位 : スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973
三位 : マヤカマス 1971、ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード 1970(同点)
五位 : クロ・デュ・ヴァル
六位 : シャトー・ムートン・ロートシルト 1970
七位 : シャトー・モンローズ 1970
八位 : シャトー・オーブリオン 1970
九位 : シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1971
十位 : フリーマーク・アビィ 1973
もちろん、この対決が全てとは思いませんが、カベルネ・ソーヴィニョンの熟成能力でも
フランスの一級品に負けていない事を証明しているのではないでしょうか。
(でもカリフォルニア古酒は入手困難なのが残念。見つけたら即買いです)
この試飲会はパリ・テイスティングあるいはパリスの審判として
世界中に報道され、地球上のワイナリーを勇気付けました。
「ボトル・ドリーム」という映画にもなっています。
DVDもあるのでワインファンは必見ですね。
欧州ワイン至上主義者は見かけませんが、高級ワイン=ヨーロッパと思い込んでる方は、
ページ下部のパリ対決をご覧ください。
カリフォルニア州 ヨーククリーク
●リッジ・ヴィンヤーズ 1977年
米国カリフォルニア州を代表する名門ワイナリーで、1986年に大塚製薬が取得した。
名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、
世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴びている。
伝統的な手法を重視し栽培、醸造の両面において自然なプロセスを導く造り。
天才醸造家ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたりバランスに優れ、
長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきた。
CEO兼最高醸造責任者であったドレーパー氏は
英国の権威あるワイン専門誌『Decanter』が2015年7月号で発表した調査記事の中で、
「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」のトップ5に選ばれた。
世界中にいるトップクラスの醸造家133名に対し、様々な質問を投げかけて集計したもの。
質問のひとつが最も尊敬する生産者が誰かを問うもので
トップ5の醸造家に、ロマネコンティの当主オベール・ド・ヴィレーヌ、
ジョルジュ・ルーミエの当主クリストフ・ルーミエと並び氏も含まれる。
「ポールは長年にわたって、単一畑へのこだわり、持続可能な葡萄栽培、厳選された『自然な』醸造法、ワインの多様なスタイルの重要性を、皆に示す役割を果たしてきた。その人間性もまた偉大である」 ピーター・ゲイゴ(ペンフォールズ)
「ポールは第一に、卓越性の追求とそのビジョンに関して、見事なまでに揺るぎない人物である。第二に彼は、保守的だったり伝統に凝り固まったりしているわけではなく、フランスびいきでもない。反対に、ポールは極度に探究心旺盛であり、経済的リスクを背負ってまで実験をし、偉大なヨーロッパの古典を愛する男である。私にとって、ポールがモンテベロで行う仕事は、カリフォルニアで最も優れた成功と継続の一例である」トニー・ソーター(ソーター)
リッジは、単一畑が持つ「土地らしさ」の表現にも、
創立以来一貫してこだわり続け、ほとんどに単一畑名が冠されており
カベルネ本家のボルドーを凌ぐ評価を得ています。
赤ワイン 750ml 品種カベルネ・ソーヴィニヨン主体
定温輸入、定温保管
赤ワイン 品種カベルネソーヴィニョン100% 容量:750ml
液面:イントゥーネック
カリフォルニアとボルドーの対決について
〜パリ対決(パリスの審判)〜
1976年パリでワインショップを営んでいたステファン・スパリエ
(アカデミー・デュ・ヴァン創始者)はナパヴァレーを旅し、
いずれも高品質であることから、カリフォルニアワインを理解してもらおうと
銘柄名を隠して試飲会を企画しました。
カリフォルニアからCabernet Sauvignon6種とChardonnay6種、
ボルドーから赤ワイン4種、ブルゴーニュから白ワイン4種を選び
フランスの9人の審査員(ワインのプロばかり。評論家、ソムリエ、
三つ星レストランなど)が選び得点を与えたところ
1位は赤スタッグス・リープ、白はシャトーモンテレーナと
いずれもカリフォルニアの名門でした。
フランス人審判たちは、1位が米国産とは思っておらず
まだ若かったからカリフォルニアが飲みやすかったと理由を付け、
1986年にスパリエは2度めの品評会を催します。
リターンマッチ”と称された第二回パリ・テイスティングは前回同様、
審査員はフランス人ばかり。
ところが1986年リターンマッチの結果は(赤ワイン)
一位:クロ・デュ・ヴァル1972(米)
二位:リッジ・モンテベッロ1971(米)
三位:シャトー・モンローズ1970(仏)
四位:レオヴィル・ラスカーズ1971(仏)
五位:ムートン・ロ-トシルト1970(仏)
ボルドー産は熟成にこそ真価があると意気込んでいたフランス陣営でしたが、
さすがに自尊心の強いフランス人も返す言葉がありません。
2006年には欧米の評論家を集め、3度目の対決が行われます。
今度はワイン評論家が中心でした。
結果は1〜5位までをアメリカが独占。。。最後は有無をも言わせぬ完勝でした。
〜2006年の結果〜
一位 : リッジ・モンテベッロ1971
二位 : スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973
三位 : マヤカマス 1971、ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード 1970(同点)
五位 : クロ・デュ・ヴァル
六位 : シャトー・ムートン・ロートシルト 1970
七位 : シャトー・モンローズ 1970
八位 : シャトー・オーブリオン 1970
九位 : シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1971
十位 : フリーマーク・アビィ 1973
もちろん、この対決が全てとは思いませんが、カベルネ・ソーヴィニョンの熟成能力でも
フランスの一級品に負けていない事を証明しているのではないでしょうか。
(でもカリフォルニア古酒は入手困難なのが残念。見つけたら即買いです)
この試飲会はパリ・テイスティングあるいはパリスの審判として
世界中に報道され、地球上のワイナリーを勇気付けました。
「ボトル・ドリーム」という映画にもなっています。
DVDもあるのでワインファンは必見ですね。