シャトー・リューセック1985年(白ワイン・甘口)
シャトー・リューセック1985年(白ワイン・甘口)
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貴腐ワインはフランス語でプリテュール ノブル (pourriture noble)、
ドイツ語でエーデルフォイレ (edelf?ule)
「高貴なる腐敗」の意で、日本語「貴腐」は直訳。
葡萄畑には様々な菌が繁殖しますが、その中でも
ボトリティス・シネレア菌(俗称・貴腐菌)が葡萄の実に付着すると
果皮が溶け穴が開き、粒の水分が蒸発し糖度が上昇します。
(一見、腐敗したように見える)
貴腐は皮の薄い品種に限られ、糖度が高いため発酵は長期間行われます。
(ワインに限らず)醗酵は長くなるほど、複雑な風味を放ち
花梨、杏、蜂蜜、スパイス、などの香りが、めくるめく押しよせる
味わい芳醇なデザートワインになるのです。
元々は、未熟な葡萄では腐敗を起こす病原菌(灰色かび病)でもありますし、
毎年できるものとも限りません。これは天の恵みなのです。
ちなみに、フランス・ボルドーの「ソーテルヌ」
ドイツ・ライン・モーゼルなどの「トロッケンベーレンアウスレーゼ(TBA)」
ハンガリーの「トカイ・アスー・エッセンシア」
は世界3大貴腐ワインと呼ばれます。
菌のついた実のみを選ぶため収穫は何回にも分かれ、一粒から取れる果汁は少ない…
とりわけ熟成品ともなると希少価値が高いんですね。