蔵出しドメーヌ・ド・ラ・ジャナス AOCシャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ2004年

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フランス　コート・デュ・ローヌ地方
●ドメーヌ・ド・ラジャナスAOCシャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ2004年
南ローヌを代表する偉大なワインとロバート・パーカー氏が
最高の5つ星を付与する生産者です。

代々ぶどうを生産してきたサボン家が、1973年より元詰めを始め設立。
現在は父親のエメ・サボン氏と栽培と醸造学の学士を持つ息子の
クリストフ・サボン氏によって運営されています。
彼らの所有するシャトーヌフの畑は分断されており、あらゆる土壌に
またがっています。それぞれの畑の管理は困難を極めますが、これこそ
ジャナスを複雑性を持った素晴らしいワインにしている理由です。

CNDPに14ヘクタール、そしてACコートデュローヌとヴィラージュに
20ヘクタールなど合計55ヘクタールを所有しており、近年は常に
予約完売という高い人気のドメーヌ。

大樽80%、小樽20%。小樽の1/3程度は新樽を使用する。
発酵期間は20日間程度で1日1回のピザージュを実施。

赤ワイン　750ml　定温輸入、定温保管
適温15〜18度品種グルナッシュ75%、シラー15%、ムールヴェドル10%

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コート・デュ・ローヌ地方はアヴィニョンあたりからリヨン手前までの
フランス中南部に位置するローヌ河沿い南北200キロの総称。

7つの県におよび、ローヌ両岸に点在する栽培地は気候、風土も色々で、
ワインも赤・白・ロゼ・甘口など様々なワインが生産されます。

中でも最南端のシャトー・ヌフ・デュ・パプ（教皇の新しい城）というワインは面白い。

教皇＝ローマ法王が14世紀にローマからアヴィニョンに教皇庁を移した「アヴィニョン捕囚」。
以来70年も教皇庁がありました。（もちろん現在はヴァチカン）

アヴィニョンから避難するため教皇が建てた別荘地が「新しい城」で街全体が城砦！
中心に教皇庁はあり、クレメント5世自らがブドウ畑を開拓したそうです。
（開拓したのは農民でしょ！というツッコミはなし）

シャトーヌフ・デュ・パプの畑はテニスボール大の石で覆われ、雨量も少なく、
昼の太陽熱を吸収し、夜間に放出するため、完熟葡萄を実らせます（写真右）。
そのためアルコール度も高く、脂身の多い料理や香りの強い肉、スパイシーな料理に合います。

格付けはありませんが、黒9種類、白4種類と13品種の使用が認められる地域は他にないため、
生産者によって違いがある面白いワイン。
Cotes du Rhone Domaine de la Janasse Chateauneuf du Pape Rouge Millesime 2004

蔵出しドメーヌ・ド・ラ・ジャナス AOCシャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ2004年

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