名門!シャトー・モンテレーナ2006年
名門!シャトー・モンテレーナ2006年
販売価格: 28,000円(税別)
(税込: 30,800円)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
在庫わずか
商品詳細
アメリカ最高峰のワイン産地から珠玉のワインが奇跡の再入荷!
入荷数は3本のみで、今後は更に高騰する可能性があります。
モンテレーナはナパヴァレーの中でも味わいが
ボルドーの上級格付けシャトーに近く
一般的な「甘くて濃いナパワイン」とは一線を画します。
※後述のカリフォルニアVSボルドー対決も是非ご一読あれ。
アメリカ ナパヴァレー
●シャトー・モンテレーナ
1882年にナパ北部カリストガに建設されたボルドー風のシャトーは
現在でも優雅なたたずまいを見せ、訪問者を一目で虜にします。
1968年に、ジェームズ・バレットの手に渡され、葡萄は植え替え、
シャトーには近代的なワインの装置が設備されました。
畑とワイン造りを監督するチームを組織、ナパヴァレー最高品質の葡萄を
目指し1972年に初めてワインが作られ、数年を経た1976年。。。伝説の
パリ対決シャルドネ部門で優勝し、世界中にモンテリーナの名声を揺るぎないものになりました。
※名醸造家ボー・バレットはハイジ・バレット(ダッラ・ヴァッレ・マヤ、
スクリーミング・イーグル、ダイヤモンド・クリークなどのコンサルティングを
手がけたカリスマ女性醸造家)の夫としても知られ高評価を受ける。
自社畑モンテリーナエステートは、偶然フィロキセラに耐性のある台木を
使用していたため被害を受ける事なく樹齢を重ねた。
そこから長期熟成が可能で、奥行きのある深いワインが生まれます。
リッジなどと同様、若いうちは頑固なまでのタンニンで
飲むものを寄せ付けない雰囲気がある本作品。
円熟すると滑らかなタンニンと熟成したカベルネだけが有する
熟れた果実味の喜びを享受できる官能的でリッチな味わいとなります。
フランスワインに近いクラシックなスタイルで、
シャトー・ラトゥールのように熟成してから本領を発揮します。
今回紹介させていただくのは貴重なヴィンテージ物。
オーパスワンのように生産量が膨大なワインでしたら古酒も簡単に見つかりますが、
モンテレーナの古酒を紹介できる事は私にとって誇らしい事です。
今後、入荷する可能性は極めて低く一期一会の出逢いといえるでしょう。
定温輸入、定温定湿保管 赤ワイン
750mL 品種カベルネソーヴィニョン100%
〜〜〜余談 カリフォルニアとボルドーの対決について〜〜〜
ボルドー5大シャトーやオーパス・ワンは投機筋による意図的な値上がりを続けており、
吉田店長は全くおすすめしません。
21世紀になってフランス産ワインだけを妄信的に崇拝するお客様は減りましたが、
パリ対決の事はマニア以外の方にも是非、知っていただきたいものです。
〜パリ対決(パリスの審判)〜
1976年パリでワインショップを営んでいたステファン・スパリエ
(アカデミー・デュ・ヴァン創始者)はナパヴァレーを旅し、
いずれも高品質である事に感動し、銘柄名を隠して試飲会を企画。
カリフォルニアからCabernet Sauvignon6種とChardonnay6種、
ボルドーから赤ワイン4種、ブルゴーニュから白ワイン4種を選び
フランスの9人の審査員(ワインのプロばかり。評論家、ソムリエ、
三つ星レストランなど)が選び得点を与えたところ
1位は赤Stags Leap Wine Cellars、白はChateau Montelenaと
いずれもカリフォルニアの名門でした。
フランス人審判たちは、1位が米国産とは思っておらず
まだ若かったからカリフォルニアが飲みやすかったのだと反発し、
1986年にスパリエは2度めの品評会を催します。
リターンマッチ”と称された第二回パリ・テイスティングは前回同様、
審査員はフランス人ばかり。ところが1986年リターンマッチの結果(赤)は
一位:クロ・デュ・ヴァル1972(米)
二位:リッジ・モンテベッロ1971(米)
三位:シャトー・モンローズ1970(仏)
四位:レオヴィル・ラスカーズ1971(仏)
五位:ムートン・ロ-トシルト1970(仏)
ボルドー産は熟成にこそ真価があると意気込んでいたフランス陣営でしたが
自尊心の強いフランス人も返す言葉がありません。
2006年には欧米の評論家を集め、3度目の対決が行われます。
今度はワイン評論家が中心でした。結果は1〜5位までをアメリカが独占。
最後は有無をも言わせぬ完勝でした。
〜2006年の結果〜
一位 : リッジ・モンテベッロ1971
二位 : スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973
三位 : マヤカマス 1971、ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード 1970(同点)
五位 : クロ・デュ・ヴァル
六位 : シャトー・ムートン・ロートシルト 1970
七位 : シャトー・モンローズ 1970
八位 : シャトー・オーブリオン 1970
九位 : シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1971
十位 : フリーマーク・アビィ 1973
この対決が全てとは思いませんが、カベルネソーヴィニョンの熟成能力でも
フランスの一級品に負けていない事を証明したのではないでしょうか。
(しかし。。ナパの古酒は入手困難なのが残念。見つけたら即買いです)
この試飲会はパリ・テイスティングあるいはパリスの審判として
世界中に報道され、地球上のワイナリーを勇気付けました。
「ボトル・ドリーム」という映画にもなっています。
DVDもあるのでワインファンは必見ですね。
※誤解のないように申し上げますが、私はフランスワインも大好きです。
歴史、テロワール、生産者の情熱、多様性は群を抜いているでしょう。
しかしイタリア、スペイン、ドイツなどを含む欧州だけでなく
オレゴン、ワシントンなどを含むアメリカやオーストラリア、
ニュージーランド、チリ、南アフリカなどでも尊敬すべき作品が
ある事実を知っていただきたく願います。
各国での歴史も充分ありますし、もう決してニューワールドではないのです。
入荷数は3本のみで、今後は更に高騰する可能性があります。
モンテレーナはナパヴァレーの中でも味わいが
ボルドーの上級格付けシャトーに近く
一般的な「甘くて濃いナパワイン」とは一線を画します。
※後述のカリフォルニアVSボルドー対決も是非ご一読あれ。
アメリカ ナパヴァレー
●シャトー・モンテレーナ
1882年にナパ北部カリストガに建設されたボルドー風のシャトーは
現在でも優雅なたたずまいを見せ、訪問者を一目で虜にします。
1968年に、ジェームズ・バレットの手に渡され、葡萄は植え替え、
シャトーには近代的なワインの装置が設備されました。
畑とワイン造りを監督するチームを組織、ナパヴァレー最高品質の葡萄を
目指し1972年に初めてワインが作られ、数年を経た1976年。。。伝説の
パリ対決シャルドネ部門で優勝し、世界中にモンテリーナの名声を揺るぎないものになりました。
※名醸造家ボー・バレットはハイジ・バレット(ダッラ・ヴァッレ・マヤ、
スクリーミング・イーグル、ダイヤモンド・クリークなどのコンサルティングを
手がけたカリスマ女性醸造家)の夫としても知られ高評価を受ける。
自社畑モンテリーナエステートは、偶然フィロキセラに耐性のある台木を
使用していたため被害を受ける事なく樹齢を重ねた。
そこから長期熟成が可能で、奥行きのある深いワインが生まれます。
リッジなどと同様、若いうちは頑固なまでのタンニンで
飲むものを寄せ付けない雰囲気がある本作品。
円熟すると滑らかなタンニンと熟成したカベルネだけが有する
熟れた果実味の喜びを享受できる官能的でリッチな味わいとなります。
フランスワインに近いクラシックなスタイルで、
シャトー・ラトゥールのように熟成してから本領を発揮します。
今回紹介させていただくのは貴重なヴィンテージ物。
オーパスワンのように生産量が膨大なワインでしたら古酒も簡単に見つかりますが、
モンテレーナの古酒を紹介できる事は私にとって誇らしい事です。
今後、入荷する可能性は極めて低く一期一会の出逢いといえるでしょう。
定温輸入、定温定湿保管 赤ワイン
750mL 品種カベルネソーヴィニョン100%
〜〜〜余談 カリフォルニアとボルドーの対決について〜〜〜
ボルドー5大シャトーやオーパス・ワンは投機筋による意図的な値上がりを続けており、
吉田店長は全くおすすめしません。
21世紀になってフランス産ワインだけを妄信的に崇拝するお客様は減りましたが、
パリ対決の事はマニア以外の方にも是非、知っていただきたいものです。
〜パリ対決(パリスの審判)〜
1976年パリでワインショップを営んでいたステファン・スパリエ
(アカデミー・デュ・ヴァン創始者)はナパヴァレーを旅し、
いずれも高品質である事に感動し、銘柄名を隠して試飲会を企画。
カリフォルニアからCabernet Sauvignon6種とChardonnay6種、
ボルドーから赤ワイン4種、ブルゴーニュから白ワイン4種を選び
フランスの9人の審査員(ワインのプロばかり。評論家、ソムリエ、
三つ星レストランなど)が選び得点を与えたところ
1位は赤Stags Leap Wine Cellars、白はChateau Montelenaと
いずれもカリフォルニアの名門でした。
フランス人審判たちは、1位が米国産とは思っておらず
まだ若かったからカリフォルニアが飲みやすかったのだと反発し、
1986年にスパリエは2度めの品評会を催します。
リターンマッチ”と称された第二回パリ・テイスティングは前回同様、
審査員はフランス人ばかり。ところが1986年リターンマッチの結果(赤)は
一位:クロ・デュ・ヴァル1972(米)
二位:リッジ・モンテベッロ1971(米)
三位:シャトー・モンローズ1970(仏)
四位:レオヴィル・ラスカーズ1971(仏)
五位:ムートン・ロ-トシルト1970(仏)
ボルドー産は熟成にこそ真価があると意気込んでいたフランス陣営でしたが
自尊心の強いフランス人も返す言葉がありません。
2006年には欧米の評論家を集め、3度目の対決が行われます。
今度はワイン評論家が中心でした。結果は1〜5位までをアメリカが独占。
最後は有無をも言わせぬ完勝でした。
〜2006年の結果〜
一位 : リッジ・モンテベッロ1971
二位 : スタッグス・リープ・ワインセラーズ1973
三位 : マヤカマス 1971、ハイツ・マーサズ・ヴィンヤード 1970(同点)
五位 : クロ・デュ・ヴァル
六位 : シャトー・ムートン・ロートシルト 1970
七位 : シャトー・モンローズ 1970
八位 : シャトー・オーブリオン 1970
九位 : シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 1971
十位 : フリーマーク・アビィ 1973
この対決が全てとは思いませんが、カベルネソーヴィニョンの熟成能力でも
フランスの一級品に負けていない事を証明したのではないでしょうか。
(しかし。。ナパの古酒は入手困難なのが残念。見つけたら即買いです)
この試飲会はパリ・テイスティングあるいはパリスの審判として
世界中に報道され、地球上のワイナリーを勇気付けました。
「ボトル・ドリーム」という映画にもなっています。
DVDもあるのでワインファンは必見ですね。
※誤解のないように申し上げますが、私はフランスワインも大好きです。
歴史、テロワール、生産者の情熱、多様性は群を抜いているでしょう。
しかしイタリア、スペイン、ドイツなどを含む欧州だけでなく
オレゴン、ワシントンなどを含むアメリカやオーストラリア、
ニュージーランド、チリ、南アフリカなどでも尊敬すべき作品が
ある事実を知っていただきたく願います。
各国での歴史も充分ありますし、もう決してニューワールドではないのです。