油長酒造 風の森 試験醸造酒720ml

油長酒造 風の森 試験醸造酒720ml

クール便(冷蔵)代が必要になります。

再入荷はお問合せください

商品詳細

奈良県 油長酒造 油長酒造

風の森 試験醸造酒 720ml 1,600円+税(お1人様2本まで)

奈良県御所市で醸し、全国で幅広い層から大人気の銘酒
「風の森」から限定な1本「試験醸造酒」のご紹介です。

蔵元からのコメントで、「今後の油長酒造の展開のためになくてはならない1本」と言われる本品。90%精米にした原料米を用いて醸される風の森の新たな試みです。

⾵の森では現在、2024年に稼働を予定しています。「棚田を100年先に繋げる葛城山麓醸造所」の建築、およびその酒造りへ向けた準備の真最中です。
この新しく出来上がる酒蔵を拠点とし、地域の農業と⼀体となり、棚田にフォー カスを当てていくことで、後継者不足などで窮地に陥りそうな棚田を、100年先に日本酒の持つ力で繋げていく。そういう想いで取り組んでおります。 この地で造る酒は無農薬化学肥料不使用の秋津穂米を中心に据えていきます。それゆえ今までよりももっとそのお米の持つ個性を引き出したいと思っています。 今までの風の森807シリーズ以上に米を磨かず、複雑味、透明感、果実感が⼀体となった風の森の醸造法を模索していかねばなりません。 そこで今回、精米歩合90%のお米を用いた風の森を試験的に醸造。 現在の807シリーズの延長に存在しながらも、より⼀層複雑みと透明感を併せ持つ風の森を目指しています。

稲は大地のエネルギー(でんぷんタンパク質ミネラル脂質)を蓄えそれを米粒の中に閉じ込めているわけですが、精米歩合の数字が低くなるにつれ、でんぷんを除く大地のエネルギーは急速に減少します。減少させることで吟醸型の酒造りをし やすくしてきたとも言えます。スムースで滑らかな品質と引き換えに、⼀方でせっかくお米の中に蓄えられた大地のエネルギーが削ぎ落とされてしまい、原料由来の個性を表現しに くくしてきたとも考えられます。精米歩合80%と90%ではそのお米の 持つエネルギーの差は段違いに異なります。酒造りが難しくなることは間違い無いです。しかし、美しい里山環境の中で育て上げられたお米の個性を最大限に表現するための⼀つの方法が、今までよりも⼀層磨かない精米歩合でこのエネルギーの差を存分に生かし、お酒造りをするということなのです。 それゆえ精米歩合は90%。今後の油長酒造の展開に向けてなくてはならない試験醸造によって出来上がったお酒です。

油長酒造のこの先を指し示す道標となる一本。総生産本数3000本とごくわずか、そして今回のみの発売となる超限定品です。ぜひともお見逃しなく!
  • Facebook
  • Twitter