銘酒 ジャコモ・ボルゴーニョ・バローロ・フォサッティ(上級品) 2012年

2018年に現地まで訪問しに行ったほど、好きな生産者。
店長吉田の大切なコレクションでもあります。

生まれ年の記念に飲むだけでなく、プロのソムリエさんの
テースティングにも自信を持って推薦します。

※期間限定特価は在庫が少なくなった時点で予告なく終了します。


イタリア　ピエモンテ州　
ボルゴーニョ・バローロ・リステ(通常のバローロより上級品のクリュ)

ボルゴーニョ社はワインの王といわれるバローロDOCGの中でも、
最古の歴史を誇る伝統のワイナリー。

近年は早飲みスタイルで短命なBaroloも多い中、現在でもストイックに
「時間でしか創ることが出来ない長命で伝統的なバローロ」を追求します。

1761年、バルトロメオ ボルゴーニョがワイナリーを創業、
ピエモンテで最も古い由緒あるバローロの生産者です。
日本では平賀源内、杉田玄白、伊能忠敬らが活躍した時代。。。

元々、自家用と友人用に造っていましたが、
1848年にチェーザレ・ボルゴーニョが販売を始めました。

1861年、当時の国王ヴィットリオ エマヌエーレ2世と統一運動を進めた
ジュゼッペ ガリバルディを介したイタリア統一祝賀会で
ボルゴーニョのバローロ1820年が祝杯として重宝され存在感を高めます。

バローロ地区全体の中で最も古酒コレクション＝遺産を多く所有し、
1920年からは良いヴェンデミーアは、地下セラーで20年以上を経過後に
販売する方針を決めました。

1968年、チェ―ザレ ボルゴーニョが亡くなり、子供がおらず姪夫婦に引き継がれました。
夫婦の子供はワイン関係以外の仕事に就いたため、後継者が不在となり
2008年には、あのイータリー(東京支店もあり)の創始者ファリネッティ家が購入しました。

フォッサティの畑は、約600万年前にアフリカ大陸がイタリア半島を圧迫した後、
ポー川の平野を覆った海の堆積物から生まれました。

標高290〜350mにある南東向きの斜面にあり
バローロからラ・モッラへの田舎道に沿っており、
砂質の割合が高く、素晴らしい花や赤い果実の芳しさを持ったワインとなります。

シナモンやブラックベリーなど滑らかな果実味と寄り添いながら
しっかりとしたタンニンも魅力。

長期熟成で個性を発揮するタイプですが、
いま開けるなら脂が乗った肉料理と合わせると良いでしょう。

数日かけてお楽しみいただくと、本来のポテンシャルが発揮されます。

本作を使った牛肉のバローロ煮込み、熟成タイプのチーズなどに。

赤ワイン　フルボディ　品種ネッビオーロ100％
750mL　飲み頃温度 20℃前後