一級畑シャルモワ・サントーバン・ピエデュモンショーヴ2016年(白ワイン)

フランス　ブルゴーニュ地方　ビオディナミ
●一級畑シャルモワ・サントーバン オー・ピエ・デュ・モンショーヴ
ファミーユ・ピカール社の娘フランシーヌがシャサーニュ村に本拠地を置き、
同社の畑から最良区画を選び、会社とは切り離した高品質ワインだけを生産するドメーヌを創立。
ピュリニーやシャサーニュの畑を携え2010年から新たな歴史が始まりました。

長年、Bouchard Pere & FilsやNicolas Potelで経験を積んだ職人を醸造責任者に招聘し、2013年には全畑を、最も厳しい無農薬栽培であるビオディナミに移行したのです。

僅か5年でJancis Robinson女史、R.Parker.comのDavid Schildknecht氏、Michel Bettane氏など
世界を代表するジャーナリストがドメーヌ訪問をするほど高評価となりました。

本作品はシャサーニュ村のお隣サントーバン村の一級畑シャルモワで造る白。
シャサーニュ1級畑ショーメに接する為、両方の村の性格を合わせ持つと言われています。新樽発酵、熟成（１５ヵ月）を行い、最後に２ヶ月間タンクで安定させて瓶詰。熟成を経て果実味と、木樽の風味が調和して来た飲み頃の白です。

若いうちは淡い色調で、香りはアプリコットやパインの果実香が先行していましたが時を経て、少しずつ黄金色を帯び、樽熟由来の焼き栗やバニラの香りと調和がとれてきたのです。

このような正統派ブルゴーニュの白ワインは、石灰やスモーキーなニュアンスをもつミネラル香が
複雑さと奥行を与えており、最低でも5年の熟成を経たいと考えます。

今飲んでも美味しいですが愛好家なら更に熟成させてください。

料理：和食全般 白身肉や魚介のソテー(バター控えめ)。
ベシャメルソースを使った料理などに。
白ワイン　品種シャルドネ100％　

手摘み収穫後、選果台で厳しく選果し空圧式プレス機で2時間半かけ圧搾。
室温で12時間のデブルバージュを行い、アルコール発酵のため樽へ。
アルコール発酵には1ヶ月かけ、続いて木樽へと移し5ヶ月間熟成。
新樽50%、残りは樽香が付き過ぎないよう2年樽へ移し10ヶ月間熟成。
樽熟が終わると空気に触れないようにステンレスタンクへと移し
2ヶ月休ませ、軽くフィルターを掛け瓶詰め。

飲用適温10℃前後　保管は15℃以下でお願いします。