レナート・ラッティ1964年

レナート・ラッティ1964年
再入荷はお問合せください

商品詳細

1964年は生産量が少ない希少品。

円安&欧州物価高のダブルパンチで
現在となってはこの価格でも厳しいのですが、
当社では航空便を使い「イタリアから1日で輸送した個体を
セラー内でお届けまで大切に保管しています。

本物のヴィンテージワインは液面が若いものよりも下がっており、
1ヶ月以上の船便輸送には輸送劣化のリスクを伴います。

船便だとコストを削減できますが、本物=ノンリコルクの
ヴィンテージワインは繊細なので、航空便が必須だと考えております。


イタリア ピエモンテ州
●レナート・ラッティ・アッバツィア・デッラ・アヌンツィアータ

ラ・モッラ村に本拠地を構える家族経営のワイナリー。
バローロ地区の中でもトップクラスの葡萄を確保できるモッラで
15世紀に建てられた修道院はワイン博物館に生まれ変わっています。

本作はかつてベネディクト派により開かれたアヌンツィアータ修道院の
単一畑マルチェナスコの区画から産出されました。

レナート氏はアルバで醸造を学び、地域を調査した結果、
単一テロワールが異なった特徴を持つことを発見し、
1965年にマルチェナスコの畑で収穫された葡萄だけで造りを行いました。
タンニンの強いスタイルではなく、樽熟を短く瓶熟を長くした
エレガントな味わいは親しみやすく注目を集めました。

組合長としても活躍し、イタリア国内の原産地呼称の制定にも関わる他、
作家としてピエモンテの歴史やテイスティングなど著書を10冊以上執筆し、
イタリア貿易協会と共に世界で啓蒙活動を行いました。

単一畑バローロ、クリュ・バローロのようにブルゴーニュの
グランクリュやプルミエクリュのような概念を確立。
1960年代より土壌の調査、整理を開始し、膨大な時間と調査を重ね、
バローロ・クリュ・マップを作成。テロワールの違いを認識し、
44のクリュと私的見解に基づいた格付けを制定しました。

ボルドーやブルゴーニュでは当たり前のヴィンテージ・チャートですが、
氏はバローロにヴェンデミーア(収穫年)の概念を持ち込み、
各年毎の特徴や評価を記した独自のチャートを作成したのです。

偉大な先駆者のヴィンテージワインをお楽しみください。

赤ワイン 品種ネッビオーロ 容量:730mL

〜古酒について必ずご理解ください〜
https://www.yoshidawines.com/page/10
  • Facebook
  • Twitter