ガッティナーラ・ネルヴィ1961年

イタリア　ピエモンテ州

●ガッティナーラ・ネルヴィ

1906年にルイージ・ネルヴィ氏によって設立されたワイナリー。
ガッティナーラ最古の歴史を持ち
「ガッティナーラと言えばネルヴィ」の地位を確立しました。

当時、栽培から元詰まで一貫している生産者は極めて少なく、
同家のこだわりが垣間見えます。

ガッティナーラは、イタリアの赤ワイン用の品種で、
長命なネッビオーロ種(スパンナ)が使われています。

歴史が長く文献に最初に登場するのは14世紀。
名は「ネッビア＝霧」から由来し、表皮が大量の蝋粉に覆われて
霧のように見えるからという説や、晩熟で収穫時期が霧の季節に
行われるからという説、あるいは「ノービレ＝高貴な」語源説です。

栽培が簡単ではない葡萄のため畑を選ぶところがあります。
原産地ピエモンテ州でさえ総生産量の３％を超すことは稀で、
量産型のバルベーラに比べると僅か。収穫は１０月の半ばを過ぎるまで続く晩成型です。

赤ワイン 辛口　容量750mL 品種:ネッビオーロ100％
航空便輸入、定温保管

船便を使うとコストを削減できますが、当店ではコンディションを
重視し航空便を使って入荷しました。

〜古酒についてご理解お願い致します。
https://www.yoshidawines.com/page/10


〜余談〜
かつてフランスの権威ある評価誌ラ・ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス(No.618)の
ブルゴーニュとピエモンテの比較テイスティングにおいて３位にランクイン。
「バローロ以外で造られる最高のネッビオーロ」を確立しました。

ネルヴィを更に向上させるべく、オーナーと親交のあった
ロベルト・コンテルノ氏がワインメイキングを担当。
歴史あるワイナリーを託され、ジャコモ・コンテルノ傘下として
2018年からはスタートしました。