旨い！ボーカステル2010年 (白ワイン辛口)

ボーカステルのルーサンヌ白は赤よりもレアで入手困難！
1997年、2000年、2010年が同時入荷しました。
(お届けするのは画像右)


南ローヌ地方にフランスで最初に認定された歴史ある
アペラシオン「シャトーヌフ・デュ・パプ」があり、
中でも創業約300年という最上のヌフパプを生み出す名門が
シャトー・ド・ボーカステル。

1687年にボーカステル家がプロテスタントからカトリックへ改宗した褒美として
フランス国王ルイ14世から譲り受けた由緒ある土地から始まりました。

「現在でこそビオディナミやビオロジックが流行しているが、
そのころは有機農法というだけで、周囲の人々から変人扱いされた。
当時は除草剤も肥料も化学薬品メーカーの力が強く、
誰もが深く考えずに使っていた」そうです。

オーナーのペラン氏は「ワインは複数の品種がブレンドされるほど
味わいに複雑さが増す」と考え、認定13種類全てが植えられています。

1909年からの歴史を持ち、3代目のジャック・ペラン氏が
1950年代に有機栽培を始め1964年以来、畑に化学肥料は使用していません。

シャトーヌフ最上級のワインを産み出す味わいは、時を経て複雑さを現し
ラヤスとも遜色のないミレジムがあるといわれます。

本作はボーカステルの珍しい白。ルーサンヌ主体に複数の白ブドウをブレンド。
古葡萄の旨味と土壌由来のミネラル際立つ、豊かでパワフルな味わい。

同社代表のマーク・ペラン氏いわく
「ボーカステルの白はルーサンヌ種主体で造られ、熟成5〜10年目はスリープ状態で香りが開きにくい。
10年を過ぎると素晴らしい熟成感を持った味になるので、最初の5年以内に飲むか、
長期熟成してからの抜栓を推薦する。

吉田店長も経験していますが、どんなワインでも概ね
若いのか円熟なのか中途半端なお年頃が
最もワインとしては難しい状態。。(人間と同じ？？)

白の辛口は熟成しないと誤解している愛好家もいらっしゃいますが
当たり年なら20年以上の熟成は余裕です。

ただ、必ず温度やペアリングなど、
美味しくいただくポイントだけは押さえて下さい。

・時間をかけて飲む
・若い白ワインとは全く別の飲み物です。
冷やしすぎないでください(10〜20℃推奨)
ワインは中年以降になると冷えすぎた環境はダメなんです^^;

・酸味の効いたソース、ドレッシングは合わない。レモンは絞らない。
フレッシュさを感じさせる調味料や食材に注意しましょう。
刺し身は☓、焼き魚(脂が乗った魚種)はOK。

熟成白ワインは、脂との相性が良好です。
鶏肉のナッツ揚げ、唐揚げ、油淋鶏(ネギ控えめ)
味噌料理、バルサミコを使った料理などをお試しあれ。

白ワイン　コクのある辛口　航空便輸入後、当社セラーにて定温保管
品種：ルーサンヌ80%前後　グルナッシュ・ブラン15%前後
その他ピカルダン、クラレット、ブールブーランなど　容量750mL


〜白ワインの熟成ワールドへようこそ〜
上から目線に感じられたら申し訳ありませんが、
飲み手が経験値不足やストライクゾーンが狭いと第一印象だけで判断しがち。。。
まずは