旨い!満寿泉 純米大吟醸 R(アール)生酛 720mL
商品詳細
富山県富山市東岩瀬 枡田酒造店
●満寿泉 純米大吟醸 R KIMOTO(アール・きもと)
桝田さんの新チャレンジ酒。
シャンパン酵母で醸し、果実の様なフルーティーな香りが上品に広がり、
ほのかに米の甘みとシャンパン酵母由来の酸味を感じます。
Rとは、ドンペリニヨンの醸造最高責任者リシャール・ジェフロワ氏の頭文字のRで、
ドンペリの酵母で醸した山田錦100%使用のレアなお酒です。
果実の様なフルーティーな香りが上品に広がり、ほのかに米の甘みと
シャンパン酵母由来の酸味を感じますとともに、大吟醸ならではの品格も感じます。
こちらは定番のRとは異なり、伝統的な日本酒の製法である
※生酛造り(詳細はページ下部)にて醸した純米大吟醸酒です。
現存の技法で最も伝統的な造り方で労働を必要とするため、徐々に工程を省略する手法が探究され、
明治時代に山廃酛(やまはいもと)が、ついで速醸酛(そくじょうもと)が考案され
生酛造りは廃れていきましたが、近年の伝統再評価で再脚光を浴びています。
菌や酵母の生存競争が長い時間をかけ行なわれる分、生き残った酵母の生命力が強く、
吟醸造りの低温環境においても、最後までしっかりと味を出しきるからでしょう。
醗酵中、あるいはその末期(醪末期)の死滅率は、他の方法で培養された酵母より低く
それゆえ死滅した酵母から溶け出す余分なアミノ酸も少なくなり、
結果的に生酛系の酒は肌理細かく、まったりと吟味を出し熟成させても腰が崩れないといわれます。
(余談ですが、野生酵母造りのワインでも同じように感じた事があります)
あれこれ説明しましたが、シンプルに一口飲んで美味しく
それでいて飲み飽きない稀有な純米大吟醸ではないでしょうか。
満寿泉の中でも生産量が少ない販売店限定品。
やや辛口 720mLサイズのみ スペック非公開
カメ一号、やっぱり満寿泉、全麹、雄町、ワイン樽スペシャルなど
限定品は下記リンクよりお求めください。
●満寿泉 純米大吟醸 R KIMOTO(アール・きもと)
桝田さんの新チャレンジ酒。
シャンパン酵母で醸し、果実の様なフルーティーな香りが上品に広がり、
ほのかに米の甘みとシャンパン酵母由来の酸味を感じます。
Rとは、ドンペリニヨンの醸造最高責任者リシャール・ジェフロワ氏の頭文字のRで、
ドンペリの酵母で醸した山田錦100%使用のレアなお酒です。
果実の様なフルーティーな香りが上品に広がり、ほのかに米の甘みと
シャンパン酵母由来の酸味を感じますとともに、大吟醸ならではの品格も感じます。
こちらは定番のRとは異なり、伝統的な日本酒の製法である
※生酛造り(詳細はページ下部)にて醸した純米大吟醸酒です。
現存の技法で最も伝統的な造り方で労働を必要とするため、徐々に工程を省略する手法が探究され、
明治時代に山廃酛(やまはいもと)が、ついで速醸酛(そくじょうもと)が考案され
生酛造りは廃れていきましたが、近年の伝統再評価で再脚光を浴びています。
菌や酵母の生存競争が長い時間をかけ行なわれる分、生き残った酵母の生命力が強く、
吟醸造りの低温環境においても、最後までしっかりと味を出しきるからでしょう。
醗酵中、あるいはその末期(醪末期)の死滅率は、他の方法で培養された酵母より低く
それゆえ死滅した酵母から溶け出す余分なアミノ酸も少なくなり、
結果的に生酛系の酒は肌理細かく、まったりと吟味を出し熟成させても腰が崩れないといわれます。
(余談ですが、野生酵母造りのワインでも同じように感じた事があります)
あれこれ説明しましたが、シンプルに一口飲んで美味しく
それでいて飲み飽きない稀有な純米大吟醸ではないでしょうか。
満寿泉の中でも生産量が少ない販売店限定品。
やや辛口 720mLサイズのみ スペック非公開
カメ一号、やっぱり満寿泉、全麹、雄町、ワイン樽スペシャルなど
限定品は下記リンクよりお求めください。
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富山駅から北へ出発し、富山湾方面へと向かうライトレールに
終点まで乗車すると岩瀬駅ですが、一つ手前で降車すると…
北前船で繁栄した廻船問屋や料亭「松月」などの佇まいに加え、ある酒蔵が待っています。
かつての岩瀬が繁栄したことを実感するに充分。
〜富山県富山市東岩瀬町 桝田酒造店 満寿泉〜
満寿泉が無名であった時代から、桝田敬次郎氏は能登杜氏四天王と名を馳せる
三盃幸一杜氏を擁し、昭和47年から鑑評会金賞蔵として頭角を現しました。
当時から吟醸酒への情熱があった事に驚きます。
また、富山競輪場の地主さんでもあり、資産家で採算度外視!
他の蔵では考えられないような日本酒もある個性派です。 -
〜生酛造り〜
自然の乳酸菌の力で酒母を造る、昔ながらの方法。
一般的な現代の酒造りは「醸造用乳酸」を入れて酵母を培養します。
乳酸(乳酸菌が生み出す”酸”のこと)を入れることで空気中から入る雑菌や
野生酵母を死滅させ、必要な酵母だけを培養するためです。
このように造られた酒母を、「速醸酛(そくじょうもと)」といいます。
精製された乳酸が手に入らない明治以前は、蔵に自生している乳酸菌を
空気中から取り込んで乳酸をつくらせ、不要な菌の繁殖を防いでいました。
このように造られた酒母を、生酛と言います。
生酛造りでは、他の菌が繁殖しないように低温で蒸米を溶かし、酵母菌を培養させます。
小さめの桶に蒸米と水を入れ櫂(かい)と呼ばれる棒で粥状にすり潰します。
これを山卸(やまおろし)と言い、4時間ごと3回くり返します。
蒸米がドロドロになると、やがて乳酸菌が働き始め乳酸を代謝します。
この働きのおかげで、酒母の中は乳酸と糖で満たされ他の菌が生存できません。
山卸は深夜から早朝にかけ極寒の中で行う必要があり重労働です。
また生酛造りでは酒母を造るのに約4週間。。。
速醸酛は約2週間で完了するのに対し、2倍の時間が必要で
雑菌繁殖のリスクを考えても、手間な造りといえるでしょう。
リスク※不健全醗酵によって生成された酸は不快な酸、苦味、エグ味の原因となり
失敗すると鼠渡り(ねずみわたり)と呼ばれる腐造寸前の出来上がりとなる。
〜山卸を廃止した山廃造りとの違い〜
1909年、先に水の中で麹の酵素を溶かしてから蒸米を入れると酒母ができることが分かり、
蔵人を悩ませていた「山卸」の作業を廃止した山廃造りが誕生しました。
生酛には「生酛系生酛」と「山廃系生酛」の2種類あります。