ノンリコルク ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア ミレジム各種 1937,1961,1970,1971,1981,1989,2003

ノンリコルク ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア ミレジム各種 1937,1961,1970,1971,1981,1989,2003

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在庫あり

商品詳細

フランス ボルドー地方
ジャン・クリストフ&サンドリーヌダリア
ミレジム各種 1937,1961,1970,1971,1981,1989,2003

ソーテルヌ、バルザックから見てガロンヌ川を隔てた対岸で
高品質の貴腐ワインが造られている事をご存知でしょうか。
午前中の霧と昼からの太陽が午後の乾燥を助け、
より上等な作品となる好条件に位置しています。
(ソーテルヌではシロン川が果たす役割を、ここではウィーユ川が担う)

このワインは1927年から生産を開始したエリーゼ宮の定番。
「オランダ国賓晩餐会」の甘口デザートワインリストに載っており、さらに
1952年の大統領晩餐会ではシャトー・マルゴー、オーブリオンなどと並び
1939年のイケムと1937年のこちらが選出されています。

シャトーは1936年からダリア家が所有し、現在はジャン・クリストフと
妻サンドリーヌの夫婦が営んでいます。
2011年、運良くサンドリーヌさんを交えたセミナーに参加できました。

現代では手間の割に、あまりにも過小評価されている貴腐ワイン。。。
(1940年代のワイン販売価格はシャトーペトリュスが11フラン、
ドーフィネロンディロンが13フラン!?)

さらに忘れられそうになっている、名産地「ルーピヤック」を
彼女は熱意を持って、優しく分かりやすく語ってくれました。
(カディヤック、サン・クロワ・デュ・モンも名産地)

収穫はボトリティス(貴腐菌)が付いた部分を選び、
雨が降れば腐敗のリスクもあるため、タイミングの見極めが難しく、
12月にずれ込むことすらあるといいます。

同じ白ワインでも辛口なら収穫は早く手間もかからず収益は上がりますが、
貴腐ワインの生産は天候の影響を受けやすく、熟成期間が長いため
現金化にも極めて時間を要します。
まさに好きでなければできない職人仕事なのです。

その他、野生酵母での発酵、リュットレゾネ農法など
家族経営で可能な限りの努力を惜しみません。

そして彼女が強調するのは甘口ワインがアペリティフや
ディジェスティフとしてだけでなく食中酒としても愉しめるという事。

「香りと口当りに気をつければ、料理と合わせるのは難しくありません。
デセールだけでなく酸味、苦味、塩味が効いた物に合わせて」と説明する。

淡白な魚より、脂が乗ったもの。サーモン、ウニ、白子など香りが強い
魚介類には辛口白ワインよりもソーテルヌが合います。
レモン、生姜、スパイス、コリアンダーなどアクセントに
用いるのもポイントなんだとか。

単品ではブルーチーズなど当たり前の組合せだけでなく、抹茶ケーキ(苦め)、
生牡蠣、スパイシーなカレー、フォワグラなど提案されていました。
様々なマリアージュをお愉しみください。

蜂蜜や熟したアプリコットに花梨のアロマ、トロリとした口当たり。。。
極上のデザートワインが貴方を甘美な世界に誘ってくれます。

ソーテルヌの3割ほどの面積しか無いルーピアック産の貴腐ワインは希少!

畑:粘土石灰質で砂利が混じった土壌。
品種 セミヨン70%、ソーヴィニヨンブラン25%、ミュスカデル5% 
白ワイン 極甘口 容量 750ml 定温保管・定温輸入

各年の価格はお問い合わせください。
正規品価格とアウトレット品価格があります。

特に推薦するのはスーパーヴィンテージの1971年
店長吉田がオーナーのサンドリーヌさんとソーテルヌに
行った話で盛り上がっていると「1971も少しならあるわよ」と
仰ってくださって、お分けいただきました。
御存知の通り、71はソーテルヌなど貴腐ワインの当たり年!

40年以上の熟成を経ても若さを保っています!メープルシロップや
焼きリンゴ、レモンバーム、リコリスなどの豊かな香りの中に、
ミントやカンゾウを感じさせる香りが混ざります。
40年以上を経てなお充実感のある甘みがしっかり残った
リッチな味わいながら、酸もあるので古酒らしさも感じます。
驚くほどの若さを保っており、今飲むのにピッタリの状態。


シャトー・ディケムと並び大統領官邸エリゼ宮の晩餐会メニューに
オンリストされていた幻のヴィンテージ。
あまりにも数が少ないため、国内入荷数はなんと3本。。。
同時にオンリストされたイケムの1939年産は50〜100万円。
蔵出しならではの良心的なオファーに驚きました。
しかも戦争で多くが失われた年ゆえに、現存数が少ないのです。

今回はその他、1989年、1981年、1970年、1961年、1937年が同時入荷。
現地フランスでも流通しないプライヴェートコレクションにつき、
再入荷は不可能な希少品です。

※1937は70年以上を経ているため、輸送の際、コルクの隙間から
ワインが少し染み出すことがあります。どれだけ良い環境で保管しても
これだけはご了承願います。中身は試飲会で飲んでおりますので
ご安心ください。抜栓は難しいので、できればシニアソムリエ以上の方が
いらっしゃるレストランに持ち込まれる方がベターかと思います。

※在庫管理のため、当ページでは購入できません。
お手数ですが各年のページからお願いします。

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