グルート・フランダースゲント3種

グルート・フランダースゲント3種
再入荷はお問合せください

商品詳細

ベルギー●グルート・フランダースゲント3種類
この醸造所の特徴は、なんといってもホップを使わず
グルートと呼ばれるスパイスとハーブを多数使う事。

中世より以前、ビールはホップを使わずスパイスを入れていました。
ホップでさえもグルートの1部だったそうです。
やがて、ホップの爽やかさや防腐効果が認識され、
現在のように主流になっていきます。

が、グルート醸造所の女性醸造家アニックさんは
この昔ながらのビールを復活させようと何度も失敗を重ね研究し
2009年に念願の醸造所をオープン、昔ながらの伝統と最新の技術を
調和させグルートビールを復刻させました。
非常に小さい醸造所(ブリュワリーパブ)ですが情熱を感じます。

フルートウィット(ホワイト)フルートブロンド、フルートアンバー3種類。
リーファーコンテナを使い現地とほぼ同じクオリティで入荷できました。

種類はプルダウンメニューよりお選びください。

アルコール度数 5.0% 原材料:麦芽、スパイス、酵母
容量 330ml (直射日光の当らない場所で保管してください)



〜余談〜
中世ゲントの町はレイエ川(リス川)を境に2つに分かれていました。
このGruut醸造所は左岸に位置しています。

右岸のブリュワー達はホップを使った典型的なビールを造り、
フランスに統治されていた左岸はビールにグルートという
ハーブ、スパイスの混ぜたものを使っておりいました。
(家主はビールに使うスパイス量に応じて税金を集めました)

13世紀あたりにハーブの一部としてホップが使われ始めましたが、
その前はベルギーでもGruutを使ってビールが造られていたそうです。

ロゴに使われているマークは、Gruutの通貨(コイン)です。
このコインを使って税金を払っていましたが、
防腐性と風味の良いホップが広く使われることにより、
残念ながらフルートビールは姿を消してしまいます。
しかし、このコインだけが残りしばらく使われたそうです。

女性醸造家のアニックさんは昔ながらのビールを復活させようと、
何年にもわたり研究、失敗を重ねたそうです。
「お肌にもいいし、血行を良くしたり疲労回復にもいいのよ」
味わいも、体にも優しいビールなのだとか。

※グルートは現地の発音では「フルート」に近くなります。
  • Facebook
  • Twitter