ドンメルチョー・マグナム1500mL・ヴィンテージ1999年

チリ、マイポ・バレー、プエンテ・アルト
Chile Maipo Valley Puente Alto
〜 コンチャ・イ・トロ 〜 Concha y Toro

歴史は1883年にまで遡り、スペインのコンチャ侯爵家が
新たに見つけられた大陸・チリにて高級ワインの醸造を
スタートさせるべく、創業者となるドン・メルチョー氏を
この地に派遣しました。
セントラルヴァレーのマイポ地区で始まり現在では、
2000haの畑を所有するチリ最大のワイナリー。

雨の害を受けにくい地中海型気候であると共に、
アンデス山脈の存在によってフィロキセラの脅威からも免れた
理想的な栽培地であるこの国へ、氏はボルドーから苗を
持ち込み、マイポ・ヴァレーに植えました。


1996年からはフランスのムートン・ロートシルトと提携した
アルマヴィーヴァもリリースしています。

醸造責任者のエンリケ・ティラドは1993年の入社以来
カッシェロ・デル・ディアブロを担当しましたが、
わずか4年でドン・メルチョーやアルマヴィヴァに携わり、
ムートンの醸造責任者であるパトリック・レオン氏とも７年間
一緒に仕事をし、様々なノウハウを学んだといいます。


〜 ドン・メルチョー 〜 Don Melchor
1987年、創業者の名を冠し、マイポ・ヴァレーの中でも最良の畑
プエンテ・アルトで作られ、細かな区画ごとに手摘みされる葡萄から
最新技術によって作り上げ、十分な時をかけ熟成されます。

セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン単品で、チリでは重視されなかった
「テロワール」にこだわり生み出された最高峰として、脚光を浴びています。

ボルドーのトップシャトーを意識したスタイルは南米最高の赤ワインと称えられ、
豪華客船クイーン・エリザベス２世号のワインリストにも載せられている不朽の名作。

ビターチョコレートのような香りと、まろやかなタンニン、
若くても美味しく、長期熟成もできる優等生的な味わいが特徴です。

品種カベルネ・ソーヴィニョン96%、カベルネ・フラン4%
赤750ml　フルボディ　アルコール度数14%前後