ベルテレッティ・スパンナ(ネッビオーロ種)1977年
名門 マルケージ・ディ・バローロ1977年
18,000円(税別)
(税込: 19,800円)
希少!(赤ワイン)ムルソー・オーギュスト・モレ1977年
29,800円(税別)
(税込: 32,780円)
タストヴィナージュ1977年 航空便輸入
35,000円(税別)
(税込: 38,500円)
旨い! ルシアン・ギヤール・ジュヴレ・シャンベルタン1977年
38,000円(税別)
(税込: 41,800円)
1977年産ワインで最も注意すべき事は偽物を買わない事。
実は大量に流通しています。(具体的な銘柄名は明かしません。)
ネガティヴなことは記したくありませんが、
古酒が誤解されてしまう危機感を感じ問題提起することにしました。
今まで贋物といえば、ブローカーなどが細工する
高級ワインの事を指していましたが、ここで述べるのは
商業的生産者が造る安価な古酒です。
現存数が極めて少なく「10年前でさえ殆ど流通していなかった
1977年産ワイン」が近年どうして急増しているのでしょうか。
ワインが誕生して30〜40年も経過すると蔵元にあるワインは
コルクを打ち直す時期に差し掛かかります。
この際、ピークを過ぎてしまった安価な古酒の中身を捨て、
若いワインを詰替え、味の調整をする事があるようです。
(特にスペイン産。。。安くてラベルはピカピカ)
それも中身を半分以上、詰め替えたかと推測される
大胆なフェイクもあり、ワイン愛好家なら絶対に異常と気付くレベル。
FAKEがネット上で「まだまだ飲める」と賞賛されてしまう事に
ヴィンテージワイン好きの店長は危機感を感じています。
量産される「商業的古酒」の背景には、
本物の古酒が値上がりしている事実があります。
プレゼントを少しでも安く購入したいお客様の気持ちを利用し
¥9000以下で売れるワインを量産するのでしょう。
当たり前ですが、古酒の在庫は減り続けるもの。
コルクは折れやすくなったり、味わいが変化したり
本物の古酒はそういうもの。
吉田店長は安価なフェイクは仕入れの対象外と考えています。
嘘をついてまで売りたくありません。
話は長くなりましたが、安価な商業ワインに気を付けましょう。。。
これ以上はネット上ではお話できません。
で、1977年産ワインですが、そのような小細工をしなくても
しっかり保管されてきたものは予想外に愉しめる事を知らずに
最近はヤフー知恵袋などでダメと決めつける方が多く残念です。
'77に批判的な方は知識がある=敬遠する=数を飲まない。
そして流通量が多いボルドー地方のワインで判断してしまいがち。
(確かに77ボルドーは推薦しにくいです)
ただ、どの年代もそうですが古酒には個体差がありますし、
愉しむためには、ある程度コツも必要です。
心配な方は店長へお気軽にご相談くださいませ。
なかなか文章では伝わりにくいので。