1932年~2018年まで1万本以上が揃うワイン専門店。お誕生日にも生まれ年のヴィンテージワインが人気です。
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ワイン開栓後の保存

おいしく飲める目安

開栓後のワイン保存については意外と知られていません。 醸造酒の中でも開栓後の変化が早いワイン。 飲み残す心配のない方には無用な話ですが…大雑把な目安を。 (後述の条件を守っていただく事が条件です。)

赤ワイン

ライトボディ
1日〜1週間
ミディアムボディ
1日〜数日
フルボディ
数日〜1週間
超越したフルボディ(勝手な造語です)
数日〜2週間
甘口(リヴザルトやバニュルスなど)
数日〜1ヶ月前後

白ワイン

辛口
1日〜1週間
やや甘口
4日〜2週間
極甘口
ワインによるが数日〜1ヶ月前後
ヴィンテージワイン(古酒)
例えは好ましくありませんが、価格が手頃なワインほど早めに飲みきってください。

しかし、一言では語れない奥の深さがあります。。。 ボルドー格付けシャトーで、タンニンや酸の強いワインじゃ2日目のほうが美味しいこともあり、 香りが枯れ、翌日は駄目かと思っていたワインに生気が蘇っている事もあります。 これはワインの性格によるでしょう。

おすすめ保存方法

翌日以降に持ち越す場合は酸化を少なくするために
「冷蔵庫に」
「立てて」ください。
ボトル内を擬似真空状態にする道具をお持ちの方は使用しましょう。 (バキュバン・バキュフレッシュ・ワインセーバー等と呼ばれるもの)

ですが赤ワインの場合、飲用温度としては低くなりすぎるので、頂く前は早めに冷蔵庫から開放してあげましょう。

は酸素と触れる面積を少なくするためです。ボトル内にビニール袋を入れ中で膨らませ、残存酸素を減らすという裏技もあります。(私は面倒なのでいたしません)

は簡単なものは¥1,000前後ですから購入される事をオススメ。通常の2倍以上はワインが長持ちします。ただし・高度数・渋みが強い・極甘口などのワインは多少酸化させることで好転する場合もあるので、使わないほうがいい事も…。

あと、グラスに気泡が付くようなヴィンテージの若い爽やかな白ワインに③は禁じ手!(せっかく溶け込んだガスが抜け清涼感が失われる)状況に応じて使い分けてください。大事なのは「酸化させない」事ではなく「酸化をコントロール」する事です。